取引先の方に誘っていただいて岡山市の「かんてんぱぱショップ」に行ってきました。
かんてんぱぱ?ご存じですか?
長野県伊那市に本社がある 伊那食品工業の寒天の商品を販売されているお店なのです。
取引先の方は 仕事の関係で岡山市の「かんてんぱぱショップ」へ伺うそうで 私は初めてご一緒させていただきました。
そこは 寒天パラダイス!!
寒天を使った商品が目移りするほど沢山販売されていました。
オンラインショップもありますよ。
伊那食品工業がすごかった
かんてんぱぱショップを経営されているのは 伊那食品工業です。
伊那食品工業は 寒天のシェア国内市場80% 世界15%を占めています。
国内市場80%!!
日本で販売されている寒天は ほぼ伊那食品工業になるということですね!
すごい!!
伊那食品工業のすごさは これだけではありません!
会社の経営理念がすごいのです。
寒天の世界では日本一なのに あえて株式上場をしない!
「会社の利益よりも従業員の幸せ」株式上場すれば株主の利益を考え会社を大きくすることを考えなければいけませんが「社員を幸せにする」このことを第一に考えているという素晴らしい会社でした。
伊那食品工業の塚越寛会長は「年輪経営」などの本を出版されていて 名だたる企業の経営者達が伊那食品工業へ見学に訪れているそうです。
あのトヨタの豊田章男社長は 塚越寛会長を「私の教科書」と表現されています。
利益は会社の成長と考える経営者がほとんどですが 伊那食品工業は違います。
会社が潤い大きくなったとしても社員が貧しく不幸であってはならない。「社員の幸せ」が一番大切。給料や福利厚生が最優先。
口で言うのは簡単ですが 伊那食品工業は この経営方針をぶれることなく長年続けていらっしゃるのです。会社の根幹が強いのが伝わってきます。
これからも どんな経営難がおころうとも 伊那食品工業という大木は 幹が強く しなやかな枝が伸び続けていくのではないでしょうか。
かんてんぱぱショップ岡山店
かんてんぱぱショップは全国に15か所あるようですが 私が伺ったのは岡山市北区にある「かんてんぱぱショップ岡山店」です。
店舗入り口に 大きな看板があるので分かりやすいです。
入り口のガラスがピカピカです!
入ってすぐ 中には新型コロナウイルス感染対策として消毒液が置いてありました。
店内は それほど広くありませんが 沢山の商品が並べられていて ワクワクします!
寒天と言えばデザートのイメージですが 食事として楽しむ商品も沢山ありましたよ。
「海ごみゼロアワード」で審査委員特別賞を受賞しているスープも!
寒天で出来た食べれるフィルムにスープの素が入っているので そのまま溶かしてもゴミが出ないのですね。素晴らしい!
寒天製品以外も
伊那食品工業は 長野県の会社なので長野県の商品も置かれていました。
「八幡屋磯五郎」の七味と一味がある!!
我が家は八幡屋磯五郎ファンでして…
かんてんぱぱオリジナル缶!
購入しました!
店内には なぜかお酒も販売されていました。
かんてんぱぱグループに同じ長野県の伊那にある
日本酒メーカーの米澤酒造が入っているのですね。
伊那食品工業は地域も大切にされている会社なので長野県の商品も一緒に販売されているのだと思いました。
購入品!オンラインショップも
私は残念ながら 持病で寒天が食べられないのですが家族用にお土産を購入しました。
どれもお湯か水 または牛乳を入れて混ぜて冷やすだけ!
簡単に誰でも作れる物ばかりなのでお子さんと一緒にスイーツ作りが楽しめますね。
沢山の商品があり どれを購入しようか悩みましたが
「かんてんぱぱオンラインショップ」もあるので家にいながら注文もできます。
皆さんもいかがですか?
まとめ
取引先の方に教えてもらった「かんてんぱぱ」ですが 長野県にある伊那食品工業という素晴らしい会社が製造販売されている事を知る事ができました。
寒天の国内市場80%のシェアの会社でも 常に地に足をつけ しっかりと根をはっている伊那食品工業は 日本のトップ企業も見学に訪れ目標とされる会社でした。
若かりし頃 私が働いていた会社も伊那食品工業のような志の高い会社でした。
「かんてんぱぱ岡山店」へ伺い 伊那食品工業の事を知り 時は経過していますが あの頃を懐かしく思い出しました。その会社は惜しまれつつ長年の営業に幕を閉じましたが
伊那食品工業のような素晴らしい会社は時代が変わっても 枝を伸ばし年輪を増やして行かれることでしょう。