皮膚筋炎とは

皮膚筋炎

膠原病を発症して 思うのですが
膠原病って?皮膚筋炎って?とよく分からない方が多いと思います。
私自身も 分からないことだらけでした。
そこで どんな病気か少し ご説明したいと思います。

膠原病について

本来ならば 自分を守ってくれる免疫が
自分自身を攻撃してしまう疾患です。
外から悪い菌などが 体に入ってきたとき 戦ってくれるはずの
免疫が 何を迷ったのか?
自分自身の体を相手に戦ってしまう

と言ったら分かりやすいのではないでしょうか。

免疫の病気なので 自己免疫疾患と言われることもあります。

膠原病は何種類もある

私が 発症した 皮膚筋炎も
自己免疫疾患、膠原病の中の一つです。


膠原病は 沢山の種類があり
全身性エリテマトーデス
シェーグレン症候群
強皮症…などありますが

多くの方が発症しているのは
関節リウマチだと思います。
ご自分の周りでも 関節リウマチで
苦しんでいらっしゃる方いませんか?
関節リウマチも膠原病なのです。

何種類もある 免疫の病気を総称して膠原病と言います。

皮膚筋炎について

このように 膠原病の中の
一つの病気の種類が皮膚筋炎
なのだということが
お分かり頂けたところで
皮膚筋炎について お話したいと思います。

皮膚筋炎は 指定難病の一つです。
症状は 筋肉が炎症し 力が入らなくなってきます。
倦怠感 疲労感 食欲不振があり
だんだんと筋力が低下していきます。
筋力低下は 胴体に近い筋肉に現れやすいので

階段を上るのがしんどくなる(足の筋肉)
ドライヤーをかける 
歯磨きをする 
洗濯物を干す等の動作が辛くなる(腕の筋肉)

まさに、私も同じ症状でした。

その他の初期症状として
ヘリオトロープ疹
紫赤色がかった発疹が うわ瞼に現れ
はれぼったい感じになっている状態

ゴットロン丘疹
手の指の関節に 赤い湿疹
皮膚筋炎の特徴的な症状
が現れることがあります。

症状が酷くなると
布団から起き上がれなくなる。
喉の筋力が低下して
物が飲み込みにくくなったり
喋りにくくなったりします。

合併症として 間質性肺炎を起こすと
危険と言われています。

息切が酷い場合は 間質性肺炎の
急速な進行も考えられるので
早めに 病院を受診することをおすすめします。

治療方法

患者さんの 症状によって異なりますが
主に薬物での治療になります。

皮膚筋炎と診断するのも 主に血液検査の結果ですが
治療も血液検査をみながらです。
ステロイド薬を使用して 血液検査をし
薬の量を調整していくのが一般的です。

ステロイドの量や服用期間等は
患者さんの症状で変わりますが

多くの方は 普通に日常生活が
送れるように回復されています。


今 同じ病気で悩まれている方が
少しでも早く 回復に向かうことを
願っています。

そして 寛解期に入っている
私の体験が どなたかのお役に立てればと思い
ブログにしています。
人それぞれ症状は違いますが
参考にして頂ければ 幸いです。

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