皮膚筋炎とバセドウ病の治療~皮膚筋炎まとめブログその6~

皮膚筋炎

友人からの指摘で
甲状腺の血液検査を行い
甲状腺機能亢進症が分かり
皮膚筋炎の治療と
甲状腺の治療を開始することになったのです。

バセドウ病の症状だと知る

血液検査の結果を見た先生は
常にマラソンしているような状態だよ!
と驚かれましたが

自分が甲状腺の病気と分かるまでは
バセドウ病の症状が
自分の体質だと思っていました。

実は 病気の症状だったと気付くのです。

例えば
とにかく汗かき
ちょっと動いただけで
汗がダラダラ流れていたり…

よく喉が渇くので
常にお水かお茶を用意していたり…

他には しっかり食べても
体重に反映されない
のは
プレドニゾロンの量が
減ってきたからだと思っていました。

脈が速くなり 過剰な発汗
食べても食べても太らない

それらの症状は
甲状腺機能亢進症の人の特徴で
甲状腺のホルモンが沢山分泌されるので
新陳代謝がよくなり
常に運動しているような状態になるそうです。

その頃は 仕事をしていましたが
もともと 皮膚筋炎で
疲れやすい体なので
無理をしないよう
自分でも気を付けていました。

皮膚筋炎で疲れやすい
と思っていたら
甲状腺も原因だったのかも??
と思ったのです。

メルカゾールの服用

皮膚筋炎の治療で
プレドニゾロンを毎日服用していましたが
甲状腺の治療も合わせて行うので
薬が追加になりました。

私の病気は
甲状腺のホルモンが出すぎている
甲状腺機能亢進症なので
ホルモンを抑制する薬
メルカゾールが処方されました。

メルカゾール 5㎎
1回2錠
1日3回 毎食後

その頃
皮膚筋炎の薬は
プレドニゾロン 1㎎
1回3錠
1日1回

甲状腺の病気は入れ替わることがある

友人が橋本病だった事は
前回お話していますが
この橋本病とバセドウ病は
背中合わせでして

バセドウ病の人が橋本病になったり
橋本病の人がバセドウ病になったり

甲状腺ホルモンの分泌を
お薬で調整するので
分泌量が標準値をキープ出来なければ
どちらかに転んでしまう

という事になります。

バセドウ病 橋本病 
ホルモンが過剰ホルモンが不足
暑がり寒がり
体重が減少体重が増加
便の回数が増える便秘になる

メルカゾールの調整

甲状腺ホルモンの量を正常にする為に
メルカゾールの服用が始まり
月一回の血液検査は
変わらず続いていました。

メルカゾール
5㎎を
1回2錠
1日3回 毎食後からスタートし

1回1錠
1日3回 毎食後に減少

1回1錠
1日2回 朝・夕食後に減少

半年後には
1回1錠
1日1回 朝食後
になりました。

そして 5年後には
メルカゾール
5㎎を
1回1錠
朝食後(隔日)になりました。

浄水型ウォーターサーバーのHumming Water【ハミングウォーター】

現在の状況

2003年に皮膚筋炎を発病し
その後 
2010年にバセドウ病が分かりました。

皮膚筋炎発病当時は
プレドニゾロンを
1日30㎎服用していました

薬の量は徐々に減っていき
発病から
15年後には
1日1㎎になりました。

そして 1㎎が半年ほど続いた頃
先生から新しい提案がありました。

膠原病の人は
一生 薬を飲み続けないといけない
という考えが変わってきていて

現代の医学では
寛解期に入っていて
状態が落ち着いている人は

薬を止めてみるという選択肢があるので
止めてみませんか?
という提案でした。

それを聞いて
薬を止めれるのは嬉しいけれど
もし 体調が悪化したらどうしよう…
不安でした。

ですが 先生は
薬を止めても
元気に過ごされている患者さんも多い
ので
止めてみて 血液検査の結果を観察していきましょう。
とおっしゃり
プレドニゾロンの処方をストップされました。

現在 プレドニゾロンの服用が無くなり
2年ほど経ちますが
体調悪化はなく
元気に過ごせています。

メルカゾールは 変わらず
1日1回隔日で服用しています。

感謝!

私は 有難いことに
素晴らしい先生と出会い
適切な治療をして頂いたお陰

現在の体調まで回復出来ました。

発病当時の状態だと
入院治療が一般的でしたが
先生 看護師さん方
家族 友人のサポートのお陰で
自宅での治療ができた事!

病状が落ち着き
再就職の就職活動で
どこの会社も病気の事を話すと
不採用でした。
そんな時に温かく迎えてくださった
再就職先の皆さん!

多くの方の支えがあって
今現在の寛解期を迎えられている事に
感謝です!!

そして
同じ病気で苦しんでいる方
原因不明の症状で悩んでいる方
私の体験が少しでも
参考になれば幸いです!

タイトルとURLをコピーしました